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第24回 母性型勉強会 2012年5月16日

5月16日、母性型勉強会を行いました。
今回もたくさんのご参加ありがとうございました。
女性の参加者も多く、とても賑やかな回になりました。

さて、今回は、「松谷さん」の体験談からはじまりました。松谷さんは、5人のお母さん。

5年前にご主人を癌で亡くされ、5人のお子さんと県外から実家のある高松にやってこられました。

突然のご主人の他界。母一人で子ども4人を育てた松谷さん。

4年間に、大きい病院の院長であった主人が病気で亡くなりました。
専業主婦だったわたしは、子ども4人を抱えて、どうやって生きていこうか。
精神的にも行き詰まり、まいっていました。

主人が亡くなってから、私たち母子を取り囲む環境もガラッと変わってしまい、辛い思いをすることも多くありました。
お姑さんやご主人のご家族の方との折り合いが悪く、わたしの居場所はありませんでした。

「ここにいては私はもう心がダメになってしまう!」とうとう限界を感じ、逃げるように実家のある高松に帰りました。

それからは周りの友人や知人に支えられ、関係の悪かった姑とも和解できるまでに。
そして、最近になってやっと、明るい自分に戻ることができました。

辛い時期、不思議と夢枕に主人が立ち、いろんな助言をくれました。
お姑さんと和解できてからは夢に出てくる主人の顔も穏やかになりました。

辛かった時期のことを思い返すと、その頃は、姑さんや、亡くなったご主人のことを恨んだり、他人に対して辛みばかりを持っていたと思います。
原因を相手にばかり押し付けていました。

他人を恨んでばかりいた為か、その頃は、とことん追い詰められる出来事ばかりが起こりました。
身を引き裂かれるような想いを体験して、「変わらなくては!変わりたい!」と強く思いました。
そういう状況に追い込まれやっと、あんなに怒って、うらんでいたお姑さんや、ご主人に対する気持ちがもう嘘のように、なくなりました。

変化せざるを得ない体験を通過してもっていた執着が、面白いほど、取れていったんです。
それからは、自分からお姑さんに歩み寄り、心が通じ合うようになれました。あんなに険悪な関係だと思い込んでいたお姑さんがサポートしてくれるようになったんです。

相手に変わってほしい、変えようとしてもダメ、だと分かりました。
まずは自分が先に変わること。「自分が変わると不思議と相手も変わってくる。」という経験を身を以て体験いたしました。

先生より

わたくしが主催する「トータルプロデュース」を受講した松谷さん。
出会った頃を比べると、驚く程キレイになりました。

「自分が変わると周りも変わる」松谷さんは、まずは自分が変わることで、お姑さんや周りの出来事が不思議とどんどん好転していきました。
変わりたい!と思っても、自分のプライドや立場が先に立って、なかなかできることではありませんよね。

今回の勉強会では、松谷さんの話を聞いて、どのように感じたのか。グループに分かれて話し合ってもらいました。

参加者の感想

○「自分が変わると周りも変わってくる」という実体験をつい最近、自分もしたところです。「相手に変わってくれよ!」と求めてしまうのが普通なのですが、きっとそれは不可能・・。まずは自分が変わることで、見えてくる景色は全く違ってくるものなんですね。
○自分が求めている内は、うまくいかないもの、欲を捨てるとすんなりうまくいったりします。
○夫婦は「6:4」の話は、職場でも当てはまると思いました。男性がいる場合は、立ててあげると、物事がスムーズに進むものですね。
○自分を変えたいんだけど、どう変えたらいいのかわからない。先生に「どうしたらいいんですか?と他人に聞いている内はダメ。」と言われ、納得しました。

参加者の感想

「自分はどう変わったらいいの?」
こんな悲鳴にも似た質問を最近受けるようになりました。

せまい袋小路にはまり込んで出口を必死で見つけようとして辛いですね。
こんな時はあがいて解決策を外に求めてもだめ。
自分にぴったりのこうすればこうなるなんていう即解決方法はこの世にありっこないのです。

先ず、この事を自分に言い聞かせること。そして
なぜ自分はこのままではいけないのだろう?
どんな自分に変わりたいのだろう?と自分との対話をしてみることです。

出来ればゆったりお気に入りの場所でお気に入りのティーでも飲みながら・・・
即答えが欲しい気持ちは分かるけど
先ずは、自分の気持ちの整理をしてみてからよ。
自分の本当の気持ちがはっきりすると、答えは自分の中にちゃんと用意されてることに気づくものです。

そうはいっても自分との対話なんて苦手って人は
とにかく、人の話をよおく聴いてみること。

この場合のききかたは、自分の気持ちをひとまず置いておいて
相手の話を「ああ、そうなんや」と思いながら聴くこと。

これをしっかり繰り返していると、面白いことに自分の考えや感情が整理されてくるのです。
ぜひ、ぜひ実践なさってみてね!
これが「母性型流思考」です。


今回、松谷さんの話から深くみんなで話し合い、感情を分かち合いました。
次回のテーマは「感じるってどういうこと?」です。

自分が悩むことや抱えている問題は、実は自分だけじゃなく他人もまた、同じところでひっかかっていたりするものです。

次回は6月20日(水)18時30分~21時まで。高松国際ホテルにて。
初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

お申込み・詳細はこちらから

       母性型勉強会主宰
株)人間科学研究所 代表取締役 池田弘子

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勉強会のご案内

次回

第29回  母性型勉強会

日時:12月19日(水)午後6時半~
場所:高松国際ホテル
会費:3,000円

はじめての方もお気軽にご参加ください。

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