• 母性型ってなに?
  • ブログ
  • お問い合わせ・ご依頼
  • もっとがんばらなきゃ!と思っている経営者の方
  • 女性・部下からモテたい男性の方
  • 仕事 家庭に疲れている女性の方

第23回 母性型勉強会 テーマ「母性型を”恋愛”に活かすには?」2012年4月18日

4月18日、母性型勉強会を行いました。
今回のテーマは「母性型を恋愛に活かすには?」です。

皆さん、”恋”していますか?
近頃の若い女性からは、「人を好きになれない」というお悩みをよく聞きます。
一番最近感じた「恋」「ときめき」はいつだったか思い出せますか?

では、今回のポイントです。

  • 頭が固くなっていませんか?
  • 若者から恋が失われていく
  • 恋は生きるパワーの原動力!!

今回のテーマは「恋愛」ということで、みなさんに、
あるショートラブストーリーについて、どう思うか話し合いをして頂きました。

あるところに、とても愛し合っている、
男(A君)と女(Bちゃん)がいました。
2人は川を隔てた中距離恋愛でした。

ある時、大変な嵐になりました。

その嵐で、2人が会っていた橋がなくなり、
会うことができなくなりました。

会えない、と思うととても会いたくなっていきます。

彼女は、嵐の中、彼に会いたい一心で、
船を持っているC君のところに、船を出してくれるよう頼みに行きました。

C君「嵐の中、命がけで船を出すんだから、全財産を出してください。」
Bちゃん「そんなのできないわ・・・。」
Bちゃんはあきらめて、
今度は飛行機を持っているD君に頼みに行きました。

D君「嵐の中、命がけで飛ぶんだから、俺と一夜と共にしてくれ。」
彼女は、
一夜を共にし、無事A君の元へ。

A君は驚き、Bちゃんに聞きました。
「君はどうやってやってきたの?」

Bちゃんは、すべてをありのままに話ました。
それを聞いたA君は、幻滅し、去っていきました。

Bちゃんは打ちひしがれました。
そこに新しい男、E君がやってきて、プロポーズ。

彼女はそれを受け入れ、E君と結婚しました。

さあ、この話の登場人物、A・B・C・D・E、あなたは誰が「嫌な奴」だと感じますか?
嫌いな順番に並べてください。
各人で嫌いな順番に並べてもらい、グループに分かれて、意見を出し合ってもらいました。

女性を味方にしましょう!

皆さん、どんな順位になりましたか?
実は、このショートストーリーに登場する5人を言い換えると
5つの価値観、ということになります。

Aくん=倫理、道徳
Bちゃん=愛
Cくん=お金
Dくん=SEX
Eくん=家庭、結婚


「Bちゃん=愛」を1番にした方はきっと多いのではないでしょうか?
みなさん、倫理・道徳にしばられ過ぎてはいませんか?

若者から恋が失われていく

恋は若者の特権だったはず。
それなのになぜ若者は恋をしなくなったのでしょう?

それとも、恋を出来なくなっているのでしょうか?
どうも若者は、恋をしたくても恋を出来ない心と体になりつつあるのでは?と私は危惧しているのです。

女性たちに「恋するメリットはなあに?」と問うてみると
「きれいになる」「やさしくなれる」などと答えてくれます。

確かに、恋をするとまわりのものが輝いて見えるから不思議。
これまで、目にも留めなかった名もなき草や花が愛おしくなったり、夕日の落ちる様に切なくなったり、心が敏感に反応するのです。これは、恋をするとドーパミンなどのしあわせフェロモンが分泌されるから。
しあわせフェロモンの効果は絶大!なのです。

何故って?人間関係までがスルスル上手くいっちゃうんですもの。
普段はわがままで、自己中心な人でも、恋をすると相手のことを先ず一番に考えるようになる。相手が心地良いように気配りをするようになる。「あなたはどうしたいの?」「あなたは何を食べたいの?」とあなた優先になる。自分を守るよりも相手を先ず守りたくなる、これって人間らしく生きていく大切な要素ですよね。

恋は人間だけが味わえる最高の幸せ感であり、知的なコミュニケーション

しかも、恋をすると目の前の相手ときちんと関係を取りたくなるのです。
だから、「何も嵐の中を動かなくても」という周りの声よりも彼に会いたい一途な想いが強く、リスクを冒しても行動するバイタリティや人ときちんと向かい合おうとする知的訓練が出来るようになるのです。

問題は、男女の関係だけに限りません。
A子さんのように異性にたとえ嫌われても向かっていく、ということができないということは同性に対しても働きかけが出来ないということであり、人間同士のつながりも低下していくのです。
恋が失われるということは、人間らしさが失われていくことであり、若者が恋をしなくなった国は、活力も希望も失っていくのです。
私は、恋は人間だけが味わえる最高の幸せ感であり、知的なコミュニケーションだと感じているのです。

次回は5月16日(水)18時30分~。高松国際ホテルにて。
初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

       母性型勉強会主宰
株)人間科学研究所 代表取締役 池田弘子


過去のレポート
第11回 「女は男のどこを見ているか」 2011年4月21日
第12回 「-女性と若者の心を捉える「度胸と愛嬌」のマネージメント-」 2011年5月18日
第13回 「究極のコミュニケーション学サヌキ人間とアワ型人間」 2011年6月15日
第14回 「母性型マネジメントとは?」 2011年7月20日
第15回 「人はなぜ”幸せ”を求めるようになったのか?」 2011年8月17日
第16回 「仕事運と恋愛運はつながっている。」 2011年9月21日
第17回 「男と女の違いを改めて考える。」 2011年10月20日
第18回 「あなたは、心地よく生きるためのモノサシいくつを持っていますか?」 2011年11月16日
第19回 「新しいことにチャレンジして脳をリフレッシュしましょう!」 2011年12月21日
第20回 「ひらがな言葉を使えば、身も心も軽くなる。」 2012年1月18日
第21回 「母性型を仕事に活かしたい!」 2012年2月12日
第22回 「母性型を仕事に活かしたい!」 2012年3月21日
第23回 「母性型を恋愛に活かしたい!」 2012年4月18日
第24回 母性型勉強会 2012年5月16日
第25回 母性型勉強会 2012年6月20日
第26回 母性型勉強会 2012年9月19日
第29回 母性型勉強会 2012年11月28日

勉強会のご案内

次回

第29回  母性型勉強会

日時:12月19日(水)午後6時半~
場所:高松国際ホテル
会費:3,000円

はじめての方もお気軽にご参加ください。

詳細へ

※「母性型原理®」「母性型経営®」は株式会社人間科学研究所の登録商標です。